編み物をするのに便利なお道具とその使い方を少しずつまとめていきます。
お役にたてれば嬉しいです。
かぎ針(両かぎ針)
「かぎ針」とは、先にカギ型の引っかかりが付いた編み針のことです。
英語(元はフランス語)ではクロッシェ(crochet)と言います。
(号数がずーっと小さくなってくるとレース針と呼ばれます。大きさには国際標準規格があります。)
私が持っているかぎ針のほとんどは、棒の両端に違う号数のかぎ針が付いたこの「両かぎ針」タイプです。
- 利点
- 2つの号数がついてて「お得💕」
- 「固く編みたい箇所」と「柔らかく編みたい箇所」があるとき便利
- 難点
- 間違えて違う方の号数で編んでしまうこと
→ ゲージが大きく変わるので、取り返しがつかなくなる
→ 使わない方に輪ゴムを付けておくと間違えない
- 間違えて違う方の号数で編んでしまうこと
ちなみに…ですが、私は今ではいろいろなメーカーのいろいろなタイプのかぎ針を持っていますが、結局いつもこれを使っています。
一番使いやすい!!とか、強い思い入れがあるわけではないですが、結局何本も刺さっているペン立ての中から最初に手にするのは、いつも「クロバーさんの両かぎ針」です。
昔から使っているからなのか「太さ」「重さ」「糸のかけやすさ」がしっくりきます。
かぎ針(片かぎ針)
片方にのみ カギのついたかぎ針です。
昔からある定番の形です。
かぎ針は100円均一でも売っていますし、編むのに支障があるわけではないですが、私はクロバーさんのが編みやすいです。
理由は以下の通りです。
- すべりやすい
- 糸がかけやすい
- 編んでいる時にキシキシしにくい
かぎ針セット
セットになっているものを一度に買っておいた方が、管理がしやすいです。
毛糸や編んでいる途中のものを入れておくかごに、ケースにごと入れておくとなにかと便利です。
とじ針は専用ポッケがありますが、くれぐれも無くさないように注意してください。
(私は、食品用の小さなタッパーに入れています。)
セットの内容は以下の通りです。
かぎ針(ペン-E)
私は試しに使ったことがある程度ですが、ペンダコはできにくいと思います。
両かぎ針をつかって長時間編んでいると、中指が凹んで痛くなることがありますが、それを防げそうです。
個人的には、指が鍛えられたのか「両かぎ針」でもそんなことは起こらなくなったので、持っていません( ´艸`)
単品
セット
かぎ針(アミュレ)
- 持ちやすい
- 編みやすい
がキャッチコピーのクロバーさんの人気商品です。
実は私、ナイショですが、かぎ針の持ち方が本などに書いている持ち方と違うんです💦
教えてもらった母曰く、教えても治そうとしなかったそうです💦
グリップがしっかり握れるので、子どもの頃にこれがあったら治っていたかもしれません!?
子どもの手には、しっかり握れるので良いと思います。
単品
セット
段数マーカー
ロック式の段数マーカーです。
「段数マーカー」の名前の通り、編地の段の目印に使います。
例えば10段ごとに印をつけておけば、何回も数えなくてもよいので便利です。
他にも、長く編んだものを等分に分けたい時、セーターの丸ヨークの身ごろや袖ぐりのパーツ分けしたい時の印にも便利です。
ロック式なので、モチーフを仮につなぐときなど、待ち針の代用としてもとても便利です。
このブログでもたびたび使用しています。
↓簡単な帽子の作り方↓
【PDFあり】手編みの帽子を簡単に!糸を変えればオールシーズン編める!【手編みのキャスケット】の作り方
↓丸ヨークのセーター↓
デザインしながら編む簡単セーター♫サイズ調整も簡単だよ☆ (itokichi-style.com)
フォークピン
仕上げアイロンの際に編地を固定します。
編み物用待ち針でも代用は出来ますが、編地の固定には断然こっち!
特に壊れるものじゃないので、一度買っておけば長く使えます。
私ももう、20年以上同じものを使っています。
↓こちらの記事もどうぞ↓
仕上げアイロンのコツ
アイロン台
アイロン台は大きいものが便利です。
セーターのワンランク上の仕上がりには、原寸大の型紙に、身ごろを平たく載せられる大きさがある良いです。
私は20年くらい前にシルバー編み機さんのを購入しました。
大きさは、90㎝×60㎝くらいです。
お値段は、「高かった」と記憶してます。
(2万円位だったかなぁと思いますが、忘れましたっm(__)m)
とじ針
主に仕上げの時に使います。
糸の始末、編地の「とじ」「はぎ」などで使います。
大中小の3本くらいあれば、ほとんどの場合用は足ります。
毛糸を使ってボタンを留める場合に必要ですので、細いものはあった方が良いです。
針穴に糸を通す小技を使えば、太い糸でも結構細い針穴に通ります。お試しあれ!!
↓針の穴に糸を通す小技はこちら↓
毛糸をとじ針に通す方法【動画あり】~道具を使わなくてもできる~
まち針
主な用途は、 編地の「とじ」「はぎ」 の時の仮止めです。
私は、段数マーカーを代用してしまうことが多いですが、
「お店で買ってきたシンプルな子ども服に、手編みのポケットを付ける。」
時に、活躍してくれました。
洋裁用のまち針では、編み地を留めるのは難しいです。