手編みのセーターのSDGs!②サステナブル✨でエシカル✨な素材選び?

eyecatch
画像引用:illustAC 作者: とらねこARTさん

さすてなぶる?

えしかる?

(-_-)zzz

横文字社会について行こうと必死です💦

 

サステナブル(Sustainable)とは、「持続可能な」とか「ずっと続けていける」という意味です。

発音は「さすていなぶぉ」って感じです。

すっかりおなじみになったSDGsの「S」はコレです。

 

エシカル(ethical)とは、「倫理的」「道徳的」という意味です。

発音は「すぃかぅ」って感じです。

「TH」の発音です。

舌噛むやつです。

「すぐ食べる時は賞味期限の近いもの選ぼうね」って活動は、エシカル消費って言われています。

 

前の記事で

って威勢よく大見え切りましたが、

  • SDGsに取り組みむ上で「エシカルな毛糸選び」って何なの?
  • そもそもなぜ手編みのセーターにSDGsを取り組もうとしてるの?

ってことを考えたいと思います。

 

エシカルな毛糸選びのために知っておくべき問題

  • コットン→環境負荷、労働搾取
  • ウール→動物福祉
  • 合成繊維→プラスチック

SDGs と サステナブルファッション

画像引用:photo-ac

手編みのセーターに関係するSDGs

  • SDGs=持続可能な開発目標
  • 17の目標と169のターゲットでできている
  • 地球や世界に大事なこと

私のSDGsの知識ってこのくらいです。

あちこちネットを訪ね歩きました。

知識は増えたような気がしますが、結局詳しくないままです。

SDGsの目標とターゲットが綺麗にリンクされていて、とても見やすい日本ユニセフ協会様のホームページです。

SDGs17の目標のうち、パッと見て関係がありそうなのは

Goal:12.つくる責任 つかう責任

ですね。

おっ、
いきなり心が痛むぞ。

要するに、

  • 編み上げて着る
  • 毛糸を再利用する
  • 関心を持って毛糸を選ぶ

 

・・・で?

ってなってしまいました。

SDGsは、手編みのセーターにはちょっとテーマが大きすぎます。

手編みのセーターとサステナブルファッション

セーターを継続して編んでいくことに 必要な考え方を手に入れようと思ったら 「SDGs」というキーワードよりも「サステナブルファッション」の方が理解しやすいです。

サステナブルファッション:
衣服の生産から着用、廃棄に至るプロセスにおいて将来にわたり 持続可能であることを目指し、生態系を含む地球環境や関わる人・社会に配慮した取り組みのことを言います。

「アパレル・ファッション産業は石油業界に次いで2番目に環境汚染を生み出している産業である」ということを改善しようという取り組みです。

大雑把に言っちゃうと

大量生産・大量消費・大量廃棄のせいで、気球環境・社会環境がどんどん悪くなっていってるよ!!

何とかしようよ!!

って感じです。

やっぱり、大事なことは

  • 編み上げて着る
  • 毛糸を再利用する
  • 関心を持って毛糸を選ぶ

編み上げて着る。長く愛用する。

当たり前のようですが奥が深いかも・・・。

「編み上げて着る」ってことは「着るものを編み上げる」ってことです。

  • 編み上げない
  • 編み上げても着ない

ってことは、「サステナブルファッション」にはなりません。

でも、

長く愛用できるセーターを編み上げれば 製造工程では二酸化炭素も出さないし、大量の水も使いません。

大量廃棄もありません。

毛糸を再利用する

手編みのセーターってほどいて再利用するのは意外と簡単です。

特に自分が編んだものなら、編んだ方向や順番がわかるので、さらにほどきやすいです。

最初に毛糸を選ぶときに

  • ほどきやすい毛糸
  • 再利用しやすい毛糸

を選んでおくとよいですね。

「編み上げて着る」「毛糸を再利用する」が出来れば、1枚のセーターとしての環境負荷はかなり減りそうです。

関心を持って毛糸を選ぶ

難しいです。

気軽に手にすることが出来る毛糸が「どのくらいの環境負荷なのか?」って、調べるの大変です。

「トレーサビリティの確保」と言って、環境負荷の過程を知ることができる仕組みは提唱されているみたいです。

 

毛糸を買う時の情報って、

「毛糸の帯」についている情報くらい

です。

ここだけでは環境負荷の過程なんてわかりません💦

他にはインターネットの場合、商品紹介のページに多少情報がありますが、サステナブルな素材かどうかなんて・・・わかりません💦

大前提としては、気に入った毛糸であることです。

気に入らない毛糸のセーターを長く愛用できるわけがありません。

気に入った毛糸はサステナブルなんだろうか・・・(・・?

コットンの毛糸はサステナブルなのかな?

コットンは天然繊維

画像引用:photo-ac

出来上がったコットンの毛糸の主成分はセルロースです。

セルロースは炭水化物の仲間で多糖類です。

ざっくり言えば 砂糖がたくさんつながったような分子式を持ちます。

同じ炭水化物の仲間であるデンプンは、ジャガイモにたくさん含まれます。

ジャガイモは人が食べると体の中で分解され 糖として吸収されます。

そこらへんに投げといても腐って分解されていきます。

セルロースはデンプンよりも分子が安定しているので 食べても人は消化できませんが、そこらへんに投げといたらいつか微生物によって分解されていきます。

そもそも、天然繊維なので自然界のものです。

毛糸としてコットンの利点

着用する素材としてもコットンはとても人気です。

  • 着用性
    • 吸水性が高い
    • 肌ざわりが良い
    • 静電気が起きにくい
  • 毛糸素材として
    • 編みやすい
    • 種類が豊富
  • その他
    • 丈夫・洗濯に強い
    • 価格が安価なものが多い

いいところばかりじゃん!

何が問題なのさ?

って思いますよね。

何が問題なの?

画像引用:photo-ac

コットンの原材料(綿花)の栽培時にある大きな問題は3つ

  • 化学肥料や農薬による土壌汚染
  • 労働環境の悪さ
  • 水の消費量

コットンの利点に「安価」なことがありましたが、売値が安ければ大量生産しないと利益がでません。

綿花栽培は園芸でも上級者向けで、育てるのは難しい植物です。

それを大量生産し価格競争することにより、問題をどんどん深刻化させてしまいました。

 

綿花を大規模に育てるには、大量の除草剤・殺虫剤・化学肥料が使われます。

そして、収穫時期には一斉に収穫できるように「枯葉剤」も使われるそうです。

食べ物ではないですし、製品化したときには残留農薬はほぼゼロになるので、大量生産するためにはその方が効率的なんですね。

綿花栽培に使われる農薬の量は、そのほかの農作物と比べて格段に多いです。

 

そして、生産過程での「労働環境」や「人権問題」も深刻な問題です。

売値を安く大量生産すれば、働く人の負担は大きいですね。

農薬に関する知識もなく、無防備に危険な農薬を大量に使えば「労働環境」は悪いです。

「人権」も守られません。

児童労働も頻繁に起こります。

 

大量生産においては、農作物に水をあげるのも問題になるんです。

綿花は日当たりが良く水はけのよい土を好みます。

気温の高い環境でよく育ち、成長期や開花時は多量の水を与えないと収穫量が伸びません。

気温の高い時期に水が大量に必要になるので、雨水では足りず川・池・湖・地下水を多量に与えることになります。

 

大量生産のコットンは、土壌を汚染し、栽培をする人たちの健康を害し飲み水も不足させてしまうのです。

オーガニックコットン

画像引用:photo-ac

そこで出てきたのがオーガニックコットンです。

「オーガニックコットン」はサステナブルな素材と考えてよさそうです。

しかし、オーガニックコットンと書いてあれば安心できるとは限りません。

 

「オーガニックコットン」って、高級品ってイメージありますよね?

私は、肌の弱い赤ちゃん用の素材って思っていました。

オーガニックコットンと普通のコットンの違いは、品質の違いではありません。

綿花の製造段階からずっと定められた基準をクリアしていますよ、

という認定を受けたものを「オーガニックコットン」といいます。

この定められた基準は認定を出す機関によって多少違いはありますが
ざっくり説明すると

  • 遺伝子組み換え技術を用いた綿花でない
  • 2~3年以上無農薬有機栽培をしている畑でしっかり管理して栽培している
  • 製品化するまでに児童労働、強制労働などがない
  • 製品化する工場で出所のはっきりしない綿花と混ぜていない

といったところです

オーガニックコットンは、紡績、織布、ニット、染色加工、縫製などの製造工程を経て最終製品となりますが、この全製造工程を通じて、オーガニック原料のトレーサビリティーと 含有率がしっかりと確保され、化学薬品の使用による健康や環境的負荷を最小限に抑え、労働の安全や児童労働など社会的規範を守って製造したものを、オーガニックコットン製品といいます。

引用元: 日本オーガニックコットン協会

引用させていただいた、「日本オーガニックコットン協会」さん以外にも認定されているところがあります。

オーガニックコットンの認定を受けるには染料も天然染料であることが基本です。

原材料はオーガニックコットンでも、染料に化学染料が含まれていては毛糸の帯にオーガニック認証マークを付けることはできません。

「オーガニックコットン」コットンが少ししか入ってなくても、「オーガニックコットン」と表記できるそうです。

また、「オーガニックコットン」の認定を受けていなくても「オーガニックコットン」と表記することが出来るそうなのです。

綿花畑で起こっている出来事に対して、多少値段が高くても「オーガニックコットン」を選ぶのに、労働搾取された「コットン」かもしれないって最悪です。

ネット販売の際の商品紹介ページに
「〇〇(認証機関)の認定を受けたオーガニックコットンを〇〇%使用しています」
などとしっかり表記があると確認しやすいのですが、そんな商品はそう多くありません。

毛糸の製造会社や 販売会社の取り組みなどをHPなどで確認して 自分で判断するしかないですね。

楽天市場内でオーガーニックコットンを販売しておられる「あみものねっと」さんは、取り組みを掲げておられました。

その中に「自分たちの子供や孫にも安心して使える」というこだわりがありました。

なんだか安心します。

こちらのショップは「原綿はオーガニックコットン100%だけど染料は化学染料は使っているのでオーガニックマークは取得していない」という内容の記載もあります。

オーガニックコットンの認証についてはGots認証マークのように見えます。
※Gots認証 とはオーガニックテキスタイルの世界基準です。


企業ホームページにCSR情報やサスナビリティへの取り組みの掲載が無いところも多いのに、ここまできちんと載せておられるのはすごいなと思います。

  • CSR(corporate social responsibility):企業が持つ社会的責任
  • サスナビリティ(sustainability):持続可能な

オーガーニックコットンを使わないとサステナブルファッションとは言えないのか?

サステナブルファッションでは、

  • 原材料の調達
  • 生地・衣服の製造
  • 輸送
  • 廃棄

これらすべての段階で環境負荷を軽減させる取り組みをしています。

原材料として選んだ毛糸が「オーガニックコットン」でなくても、

・編み上げて着る
・毛糸を再利用する

を守ればこの後の工程で、ぐっと環境負荷は減らせます。

「オーガニックコットン」はちょっと高すぎるなぁって思っても

・ほどきやすい毛糸
・再利用しやすい毛糸

を選べば、製造工程以降で環境負荷はありません。

そして、天然繊維なのでボロボロになって廃棄してもいずれは自然に還ります。

大量生産が拡大していったのは、人々の所得が上がり消費活動が盛んになった19世紀初めからです

編み物の歴史も19世紀から「家庭での手編み」から「工場での機械生産」に移っていきました。

「着るものを編み上げる」編み人は、環境破壊がまだ少なかった19世紀の初めの製造工程に戻す力を持っているみたいで素敵ですね💕

コットンの現実を知ってしまっても
自分一人が
オーガニックコットンで
手編みのセーターを編んで
末永く着て
ほどいて
違うセーターをまた編んでも

地球環境の悪化や労働搾取の実態は変わらないです。

無理なく楽しくお気に入りのセーターを編み上げて着れば、
オーガーニックコットンでなくても
そのセーターはサステナブルファッションで良いと私は思います。

サステナブルコットン…BCIコットン!

コットンの環境負荷や人権問題を知ってしまうと、「オーガニックコットン」の毛糸を買いたくなりますよね。

でも、価格の違いがある。

そして、毛糸の帯からは、労働搾取がなく環境にもやさしい「コットン」なのかどうかはわかりません。

私にとって「手編みのセーター」が安く売っている悲しくなりますが、「上質な毛糸」が安いのは嬉しいのです。

エゴです。すみません。

そんな私の心を救ってくれた言葉が「BCIコットン」

The Better Cotton Initiative(ベター コットン イニシアティブ)という取り組みです。

ざっくりというと、環境問題に取り組んだコットンを社会に提供し、そのリベートをそのコットンを栽培する農家さんに還元しようという仕組みです。

この取り組みは、今どんどん広がってきています。

 

突然ですが、
無農薬有機農法(オーガニック)の野菜って挑戦したことありますか?

あっという間に虫だらけになります。

野菜の種類によっては食べることなく枯れていきます。

芽が出たときに少しだけ農薬をまくと、収穫量は格段に上がります。
(そのあとも虫はつきますが・・・💦)

このことだけでも、「オーガニックコットン」の栽培が大変そうなのは想像できます。

また、「オーガニックである」と認証する方の手間も大変そうです。

これを「安く買いたい」などと思ったらバチが当たりそうです。

「BCIコットン」は

  • 管理された量の農薬や化学肥料を使っている
  • 選ばれた種類の遺伝子組み換え技術を使っている
  • 管理された水の量を使っている

と、「オーガニックコットン」よりも低い基準で認証されます。

労働搾取(フェアトレード)については厳しく管理されます。

オーガニックコットンはハードル高い💦
っていう農家さんでも取り組みやすそうです。

普通のコットンとBCIコットンは製糸工場では区別されずに同じ材料として糸になります。

工場の中で5%BCIコットンが使用されれば、5%分がBCIコットン農家さんに還元される仕組みです。

出来上がった糸にBCIコットンが含まれているかどうかはわかりませんが、5%分還元されていればOKっていう考え方です。

社会全体として、コットンを少しづつサステナブルにしていこうという取り組みです。

BCIコットン」の証明が付いた毛糸は見つかりませんでしたが、社会全体として取り組みが進めばよいなあと思います。

そして、
とりあえず、私にできることは
「長く愛用できるセーターを編み上げる」ことで、
そのためには品質やデザイン・色などこだわりはあります。

「リサイクル」に耐えうる品質も欲しいです。

その品質の「オーガニックコットン」は高そうなので、
少しずつ無理のない範囲で取り入れていこうと思います。

差し色だけ「オーガニックコットン」を使ってみるとか・・・!

BCIコットンの取り組みに期待して、将来的に取り組みに参加してくれそうな毛糸屋さんから買いたいものです。

そのためには企業ホームページなどを利用して、CSR情報やサスナビリティへの取り組みも確認してから買うようにしたいと思います。

  • CSR(corporate social responsibility):企業が持つ社会的責任
  • サスナビリティ(sustainability):持続可能な

この記事が一緒に編み物を楽しめる「力」と「知恵」になれますように!

Sustainableについてethicalにthinkingしちゃったよぅ。
(ルー大柴さんの口調でお読みください)

エシカル(ethical)は倫理的、道徳的って意味なので、
その答えは「人それぞれ」「その時その時」で変わっていくことですよね。

あくまで今の私のレベルで「大事」と思っている取り組みを書いてみました。

最後まで読んでいただき本当にありがとうございます💕

次の記事では、ウールやアクリルなどについて書く予定です(._.)

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