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編み物算数について 「手編みのセーターを簡単にする方法(^^♪」

このサイトでは、編み物の面倒な作業をできるだけ省略して、オリジナルの素敵なセーターやカーディガンを作り上げる方法を模索しています。

「編み物算数」では「長編みでマフラーを編むことができる」くらいの人がオリジナルのセーターを編めるように、理屈で覚えたほうがよい「編み物に必要な算数」をできるだけわかりやすく説明しています。

ネックから編む」「かぎ針編みで編む」「必要な算数を理屈で覚える」この3つの方法を使って編めば、失敗が少なくなりますし、失敗してもリカバリーが楽にできるようになります。

編み物でセーターやカーディガンなど、着る物を作るときには、下記の【面倒な作業】が必要です。

【面倒な作業】
① 模様編みのためし編み
→糸によってはイメージがずいぶん変わったり、とても編みにくかったりするので、使用する予定の糸で編もうとする模様編みをためしに編んでみて、全体をイメージする。
② ゲージをとる
→決めた編み地の「横10㎝×縦10㎝」に編み目が何目何段あるか数える。「横10㎝×縦10㎝」に「何目何段」あるかは、編地が安定した場所が必要なので、実際には最低でも「横15㎝×縦15㎝」くらいは必要。模様編みの種類によってはもっと大きく編む必要がある。③ 製図をする
→作品を着る人の大きさ(寸法)にあわせて、出来上がりの実寸大の型紙をつくる。
デザインにもよるが「前身頃」・「後ろ見頃」・「右袖」・「左袖」が必要。デザインによっては「フード」・「ヨーク」など他にも必要になってくる。仕上げの時、製図に合わせてアイロンすると、少々のゲージのずれや編み目のゆるさのばらつきは補正されるので、美しい作品作りには欠かせない。
④ 編み目の目数や段数を算出する。
→編み地の模様の目数や段数のバランスを考慮しながら、②でとったゲージにより、③の大きさに合わせた、実際の編む目数や段数を算出する。
本に載っている作品のサイズを変更しようと思っても、肩下がり、前後差、袖山のカーブ、襟ぐりのカーブなど基本的な知識がないと難しい場合もある。

⑤ 使用する毛糸がどのくらい必要かを算出する。
→編んでいる途中に毛糸がなくなると大変なので、使用する毛糸はあらかじめ揃えておく必要があります。毛糸には「色番号」のほかに「ロット番号」がある場合が多いです。
「ロット番号」は糸を染める時の番号なので、「色番号」が同じでも「ロット番号」が違うと微妙に色が違います。場合によっては結構目立つことがあります。
特価で毛糸を買ったときにありがちですが、追加購入しようとしても製造が廃止されているなどの理由で手に入らない時もあります。

めんどくさいですねー。。。
考えただけどもめんどくさいっ(―_―)!!
仕事もして、家事もして、編み物に使える時間が少ないのに、この作業時間はもったいなく感じてしまいます。

良い点は

♪かぎ針編みでもエレガント♪
♪実寸を試しながら編み進められる♪
♪失敗してもリカバリーが楽♪
♪素敵な作品ができる♪

私は、セーターなどをデザインするときに和服をイメージすることが多いです。和服の「粋」と「はんなり」の真ん中の「粋」よりを目指しています。

勝手な妄想ですが・・・
「粋」:芸者さんや問屋の奥さんの大人の着こなしのイメージ
「はんなり」:京都の両家のお嬢様のかわいらしい着こなしのイメージ
この本のデザインはそんな私にちょうど良いデザインなんです(*^。^*)
かぎ針の編み地は「かわいらしい」「カジュアル」になりがちですが、着物の背筋がしゃきっとする感じも表現しやすいように思います。
他には、ネックからかぎ針編みで編むと、少しづつ編み進めながらその都度身体に当てて、寸法を確認しながら編むことが出来ます。
着用するのに一番大事な寸法は
「肩回り」「首回り」「袖ぐり」だと思いますが、編み進めながら確認できます。
早めに「あれっ失敗したかも・・・」って気づけるので、リカバリーも早くできます。
毛糸の不足にも
「着丈」「袖丈」で対応したり、
「編み目の変更(透かし編みを増やすとか・・・)」「違う色や素材の糸を使う」という方法を使っても、
首回りのイメージが出来ているので、出来上がりを想像しやすいです。

ぜひ「編み物算数」を覚えてオリジナル作品作りを一緒に楽しみましょう?(*^_^*)

この本を参考にさせていただいて、アレンジしたオリジナル作品を紹介していきますので見てみてくださいね!
https://itokichi-style.com/category/work-introduction/

ゲージや、製図を省いているので、結構失敗しますがリカバリーも出来ています!

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