手編みのセーターに「損」も「得」もないわョ
って方はごめんなさい 。(._.)。
「編んでさえいれば幸せ💕」ってほどの編み物好きではないので、せっかく手編みのセーターを作るなら「損」はしたくないのです。
私にはコスパの高いセーターを編めるような「5つの力」が足りないので、10万円を超えるような価値のセーターは作れません。
↓「5つの力」についてはこちら↓
「手編みのセーター」が「一枚のセーター」の価値として、「損」をしない「分岐点」ってどこにあるのでしょうか?
会社では事務職として働いているので、経営上必要な数字の「損益分岐点」について考えてみました!!
結論から言えば「自分で決めるしかない」デス。
「読む意味ないじゃん!!」って思いました?
あえて言えば「かかった毛糸の代金の1.1倍くらい」です。
「編みあがらない」「着ないものが編みあがった」場合は、金額的価値は「0円」です。
「着るもの」が出来上がった場合は、冷静に「お店で売っていたらいくらなら買う?」って金額です。
私と同じで、「損をしたくない」けど「手編みのセーター作ってみたい」って方は、良かったら読んでみてください。
損益分岐点とは
損益分岐点とは、利益も損も出ない売上高のことです。
企業の経営では「損益分岐点」をもとに「売り上げ目標」を立てることが多いです。
例えばラーメン屋さんで、
一杯800円のラーメンを(ある期間内で)何杯売れば儲けが出始めるか?
ってことがわかっていないと経営は難しいです。
売上金額とかかった経費が同じ金額になるときが「損益分岐点」になるわけですが、経費には「固定費」と「変動費」があります。
多くのラーメン屋さんの場合、
「固定費」はラーメンが売れても売れなくてもかかる経費のことです。
例えば「お店の家賃」と「社員の方の給料」などです。
「変動費」は売り上げとともに増減する経費のことです。
例えば「材料費」や「光熱費」などです。
手編みのセーターの経費って?
じゃあ、手編みのセーターの場合はどうやって考えましょうか・・・。
編み物の固定費って?
手編みのセーターの場合「固定費」はないです。
終わります。
・・・。
すみませんっ💦 m(__)m。
大げさに書いたわりに何のひねりもなくてすみませんっ💦
編んでも編まなくてもかかるお金がないからです。
自分で作るので、社員は雇いません。
自宅で編むので、家賃もかかりません。
手編みの良いところってことで、ここはひとつご勘弁を!!
編み物の変動費って?
手編みのセーターの「変動費」は何でしょうか?
まずは材料費の「毛糸」!変動費のほどんどを占めます。
他には、道具代、型紙代、本(編み図)代、などでしょうか。
これらは一度買ったら長く使えたり、安かったりとあまり影響しません。
他には、ストック用の毛糸を保存するときの防虫剤、衣装ケース、ほこりが出るのでハンディーモップ代とかも入れておいた方が良いかもしれませんが、これらもさほど影響しません。
普通に生活してても使うものが多いので、趣味のための経費とは言えないですしね。
経費ってほぼ毛糸
「固定費」はない
「変動費」は ほぼ毛糸代。
ってことは、セーターの売上高が毛糸代をちょっと上回ったあたりが「損益分岐点」です!!
ん?。
セーターの売上高・・・!💦。
自分のセーター(もしくは家族のセーター)なので、売りません。
どうしよう・・・。
セーターの売上高、いくら (・・??
手編みのセーターの売上高って?
自分で決めるしかない。
・・・。
たびたびすみませんっ m(__)m💦
とりあえず、「編みあがらない」「着ないものが編みあがった」場合は売上高は「0円」です。
「着るもの」が出来上がった場合は、冷静に
「お店で売っていたらいくらなら買う?」
って自分で問いかけるしかないデス。
手編みのセーターの損益分岐点とは
1着ごとに「お店で売っていたらいくらなら買う?」と判断し、その価格が毛糸代の1.1倍を超えていれば「損益分岐点」を超えたとします。
損益分岐点=毛糸代×1.1
仕事家事育児の合間で制作する以上、1年に何枚も編めるものではないので、毛糸以外の「変動費」の計算は厳密にはできません。
とはいえ、そうすると毛糸以外の「変動費」の割合が高くなります。
でも、消耗品ではないので長く使えばどんどん安くなります。
かといって値段も高くないので減価償却するほどでもありません。
編み続ければ続けるほど「0」に近づいていくので、モチベーションを上げるためにも、原価×1.1倍にしておきます。
何より重要なのは、着るものを編み上げること!
「編みあがらない」ものは部屋着にもなりません。
「着ないもの」は着用するものとしての価値は「0円」です。
かかった毛糸代金の1.1倍の「セーターの価値」を目指そう!!
この記事が一緒に編み物を楽しめる「力」と「知恵」になれますように!
習字を習っている人は習っていない人から見ると「美文字」でも「自分の字がきれい」という人は少ない。
自分の字が美しくない」と思えるようになってはじめて成長し始めるそうです。
手編みのセーターも似てるなぁと思います。
自分が作ったセーターの価値を判断することによって、「まだまだだなぁ」と気づき、次はもっと「お気に入り」が作れるようになります。
そして、編みあがったものを実際に着て寒さの中に出かけると、「手編みってすごい💕」ってなります。
自分の仕事に感動できる素敵な瞬間です!
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